彼らのグループ名のナリラの由来はハラレから20キロ走ったノートン地区そしてチベロ湖辺りを囲んでいるナリラ丘からきている。この辺りはモヨズルビ・トーテムのショナ族の発祥の地であり、彼らの祖先は毛皮をまとって、その辺りの洞窟に居住していたといわれる。 ムビラ・ゼナリラは1987年に結成され1998年に初めてのレコーディングが行われた。 この1stアルバムの製作までの11年という長い年月の中で彼らは非常に丁寧に音重ねを繰り返し、 それまでになかった違うチューニングでの合奏方法や楽曲を生み出していった。伝統音楽というと古 臭い、懐古的なイメージが付きまとうが、彼らの音楽はムビラの中のスピリチュアルな部分を大事に しながら、現代の時間枠であるポップフィールドまで昇華させた。 1998年に1stアルバム 「Rinemanyanga Hariputirwe」、2000年に2ndアルバム「Gomo Remandiriri」、2001年に3rdアル バム「Tozvireva tingutike Neshungu」、2003年に4thアルバム「Toita Zverudo」、そして2006年3月には5thアルバム「Gonamombe Rerume」が発売されるものの、グループは空中分解。しかも、この時にリーダーのテンダイを残して、他のメンバーだけで、新グループ「マオンギラ・エナリラ」が結成されるという前代未聞の出来事が起こる。 しかし、2007年にはリーダーのテンダイと新しいメンバーで録音された6th「Fare Fare Tindike」がリリースされ、ムビラ・ザヴァジムとムビラ・ニョンガニョンガの混ぜ合わさった新しい世界が構築される。以後、2008年に7th「Todya Pfora」、2010年に8th「Nyamubvambire Wamuka」、そして、2012年には待望の9thアルバム「Dziva reNjuzu」が発売されている。 |
メンバー紹介
ライブ・リポート
テンダイ・インタビュー
トンデライ・インタビュー
トンデライ写真館
マオンギラ・エナリラ
歌詞解説
ムビラゼナリラのCDご購入はこちらから
![]() |
|